先般の谷川岳でバテたので、体力トレーニング山行として蛭ヶ岳にスピードハイキング。休憩は立ったまま10呼吸までとし山頂以外は座らないルール。
蛭ヶ岳日帰りはこれまで、大倉から往復(http://d.hatena.ne.jp/teradaya/20061204)、西丹沢自然公園から檜洞丸越(そのまま塔ノ岳まで縦http://d.hatena.ne.jp/teradaya/20071207)とやったがいずれも10数年前なので、今回は道志側からの短めコースとする。
6時半に自宅発。最近雨男は脱したものの渋滞男になったようで圏央道で30分ロス。青根集落の林道終点近く(2車線道路肩)に駐車して快晴の下歩き始める。気温が異常に高く24度もあるので半袖。
林道終点からよく整備された針葉樹林を通り、山道に入る。キブシの花穂が垂れ下がってたり、苔(カモシゴケ)がもふもふと伸びていたり、アセビの花が咲いていたり。春の山である。よく踏まれた道を稜線まで上がる。
稜線からは東海自然歩道で蛭ヶ岳の分岐の姫次まで。ここまでノンストップで30人くらい追い越して快調に飛ばす。シジュウカラやコガラが樹のてっぺんでさえずり、コゲラのギィギィ、キョッキョッという声やエナガのジュルジュル声も聞こえる。夏鳥ももうきているようで長い囀り(自分には識別不能)も聞こえる。春が来て富士山も美しい(黄砂予報だがあまり感じられなかった)。
分岐から少し下ってから蛭ヶ岳に登り返して賑わう山頂に到着。所々日陰にはまだ雪が残っていてゴア防水のアプローチシューズで今回は正解。
ちょうど3時間でなかなかいいペース(?)。富士山が美しいが今月の南岸低気圧のせいか南斜面の雪が多いのにびっくり。テルモスの「山専」をカモシカのセールで買ったので持参し、”6時間たってもカップラーメンを作れる”を試すつもりだったのだが、たしかに十分な温度が保たれていてびっくり。しかしカップラーメンを車に忘れてきてしまい、熱々の白湯でカロリーメイトを食べることとなりとても残念。
帰路は袖平山経由としたがこの道は地図にはあるがほぼ廃道になっていた。下部は林業作業道が入り混じっていてそちらに下ってしまったが地図とGPSで特に問題はなく2時間半で車に戻った。下りは結局誰にも会わなかった。
ずっと富士が見える
袖平山山頂(縦走路から離れて静か) / いつかいきたい大室山
今は廃校となった青根中学校(とてもきれいに手入れされている)
(コースタイム)
青根集落(釜立林道終点近く駐車スペース480m)0820発ー1000稜線(東海自然歩道)ー1010蛭ヶ岳分岐(姫次山, 1430m)ー1120/1145蛭が岳(1,673m)ー1240姫次山ー1255袖平山(1,432m)ー(北尾根経由)ー1415青根集落
(距離、高低差)
往復16.0㎞、高度差1,190m、累積標高1,580m 登り3時間、下り2時間30分
(GPS)