標高約2600mで一面雪景色の中央アルプス千畳敷カール。ほんとうは昨年Mさん達をご案内するはずだったところ自分の体調のせいで中止していたのだが、今回改めて出かけることとなった。M山さん、K澤さん、出版社のYさん、そして助っ人として中学生来の友人M君。今回はスノーシューをレンタルして雪のカールを散策することとする。
M君と湘南台で待ち合わせて車で上諏訪駅へ。あずさで来るM山さんとK澤さん、京都から中央西線でやってくるYさんと無事合流し、諏訪ICから駒ヶ根SAまで小一時間走り軽く昼食。SAのスマートインターで降り、菅野台バスセンターへ。ここで予約しておいたジャンボタクシーに乗り換えしらび平まで行き、ここからロープウェイで一気に千畳敷へ上がり、直結しているホテル千畳敷にチェックインする。日本最高標高のホテルだそうで、和室にゆかた付で快適な宿。
天気は下り坂予報であったが、どうにか持ってくれて宝剣岳の岩峰まで見通せ、振り返れば駒ヶ根盆地の向こうに甲斐駒から光岳までの南アルプスの大展望。遠く富士山も見える。
15時25分、初体験のスノーシューを履き、シェル上下にロングスパッツを装着して、スノーハイキング開始。トレースが上がっている浄土乗越までの道は宝剣からの雪崩事故が何度もあるところであり、雪崩の危険性などを説明しながら慎重に行く。宝剣からはルンゼを滑降のシュプールが数本あった。
30分ほどスノーシューを楽しみ、雪崩の走路を確認してから、少し谷側に下りてから往路方面に戻る。ここのところ気温が高かったようで雪が緩んでいるが、皆さん初の感触を楽しんで雪山の雰囲気を味わっていただいた。ホテルには16:30無事帰着。
宿に戻ると南アにかかっていた雲が少し上がって、北岳他白峰三山、塩見、赤石、悪沢岳等がずらりと並んでいた。
甲斐駒ヶ岳の勇姿
白根三山も顔を見せてくれた
しかし、夜半からやはり雨となり、翌朝は行動を諦めて大人しく下山。再びロープウェイとジャンボタクシーで菅野台まで降り、車で下諏訪まで戻って温泉に浸かって帰ることとした。
旦過の湯は280円と格安で地元に愛されていた / 露天風呂後はコーヒー牛乳