細板テレマークの実地デビューとして天元台から西吾妻山へ。春恒例の出張帰りのミニ山行。米沢は満開の桜と直江兼継で大賑わいであった。
8：05の山交バスで天元台へ。白布温泉に向かう常連さんが数名。朝は春らしく一面の雲であったが、天元台ロープウェイ駅につくころは快晴となった。９時のロープウェイで５分後には１３５０ｍの山頂駅。春スキーヤーで結構な賑わい。しかし、当初は山頂から若女平ルートと思っていたが、１５００ｍ以下の雪はまったくなく、やむなくＲＷで往復に変更。
春霞の向こうに飯豊連峰
リフト三本乗り継いでトップはすでに１８００ｍ。山頂までのんびりと軽快にシール登高。昔のストレート板の頃気に入っていたポモカのゴールデンモヘアにグルーを塗りなおし貼り流しに改良したが、ばっちり効き満足。しかし、足が軽い！
大シラビソの樹林を行く
細板革靴３ピン
１時間で数名の同好の士を抜いて山頂へ。こんなたおやかな山では軽快なことが最速。
飯豊と朝日の大展望を堪能してから一番乗りで滑り出し、ザラメ雪のメローな斜面をテレマーク。ゆるい登り返しはステップソールだからすいすいと。滑降時には独特のブーンという滑走音がする。
ガスったら迷いそう
たおやかな西吾妻山
山頂にて
テレマークは下手だが、登りでチェックしていた一枚バーンでは連続ターンがばっちりきまり、気持ちよく２０分でスキー場に帰着。
ザラメの気持ちの良い斜面
名湯白布温泉（ＲＷ駅下の「森の館」、入湯料395円）には主のような無口な大入道がひとりいただけでした）のとろりとした湯に浸かって、米沢牛どまんなか弁当を食べて新幹線で帰宅。楽しい春の一日。
（行動記録）
リフトトップ 9:30
西吾妻 10:40/11:00
リフトトップ 11:20
ＲＷ山頂駅 11:40
（ギア）
アンドリュー２バックル皮靴
ＢＤセントイライアス191cm
ロッテフェラー３ピン
