湘南寺田屋 山の記録

時々出かける山の記録です。ハイキング、バリエーションルート、山スキー、早駆け、ボリダリング等。鳥見や海外ハイキングも少々。

小日向山と大渚山 樹氷パウダー深雪合宿

山田旅館ベースで、2/13に小日向山、2/14に大渚山に新雪を滑りにでかけた。

最初数名の予定が大人数になり、合宿である。改装なった山田旅館の魅力か?

13日(土)二股に集合。小日向は13名にHさん親子も同行程。天気は曇りでぼちぼち。しばし左俣林道をシールで行く。前回も見かけたあたりで再びカモシカとであった。この日は他にも2頭みかけた。取りつきはいつも急である。今回はコースを選んだつもりが、おそらく大雨と思われる堅い板状の上に新雪が積もり不安定。登りはクトーをつけてもずり下がる雪に皆大苦戦。K代表はつぼ足でトレースをつけていくが、こちらはどうにかだましながらシールで登る。高度があがってくるとどうにか雪も安定してきたので順調に高度を稼ぐ。N野さんたちと先頭に立ち脛下のラッセルを交代で行い、6時間でようやく山頂へ。雲の中で一度平らな山頂をまちがえてしまった。滑降準備を整え、北西側に猿倉台地経由ルートとする。滑りだしの急斜面は板上の新雪が落ちやすく、なるべくブナの中を選んで滑る。小雪崩がおきるので慎重に行く。樹林帯に入ると雪質も良く、安定してくるので、気持ちよく楽しむ。ルートがやや複雑なので、地図をよくみてコース取り。

思ったより登りに時間を要したが、日の十分あるうちに車にたどりついた。

f:id:teradaya:20100213083950j:image今回もであったカモシカ

f:id:teradaya:20100213091230j:image小日向の取りつきは急

f:id:teradaya:20100213101333j:image氷板に苦労してシール登高

f:id:teradaya:20100213134131j:image山頂より北面へ

f:id:teradaya:20100213141228j:imageH間さん

f:id:teradaya:20100213141850j:image猿倉台地まできてほっとできた


料理組に先に宿に向かってもらい、スーパーで酒類の買い出しをし、小谷温泉の山田旅館に到着。山田旅館は改装なったものの相変わらずの10円コンロは健在。T本料理長の下、豪勢な宴会と温泉でゆっくりと過ごす。

f:id:teradaya:20100213172427j:image改装されても雰囲気は良きままの山田旅館

f:id:teradaya:20100215001619j:image宴会に突入

f:id:teradaya:20100215001618j:imageT本コック長の肉野菜重ね


14日は足を痛めたK代表はお留守番で12名で行動。前日トのレースばっちりあったので、楽々の登り2.5時間で到着となった。大渚は氷板等もなく、よい雪のまま。また広いので前日のシュプールもあまり気にならない。妙高戸隠連峰も良く見える絶好の好天で、後立山から日本海までの大展望。ブナの疎林のバーンを各自パウダーを満喫。下りももったいないほど早くすっとんでしまった。山田旅館の好意で再度温泉につかってから帰途についた。神代駅近くの蕎麦屋(山人)はK代表のお気に入り。いつものとおりザル大なぜか渋滞しらずで快適帰京。

とても満足な2日間であった。

f:id:teradaya:20100215001616j:image遠く妙高方面

f:id:teradaya:20100215001615j:image大渚山頂から間近に雨飾本峰

f:id:teradaya:20100215001614j:image大人数の記念撮影

f:id:teradaya:20100214103649j:image遠く後立山まですっきりと展望

f:id:teradaya:20100214110251j:image樹氷の下を深雪滑降

f:id:teradaya:20100213141228j:imageHさん

f:id:teradaya:20100214110140j:imageK本君

f:id:teradaya:20100214110507j:imageM森さん



(コースタイム)

2月13日

 二股    0730

 林道終点 0900/0915

急登上   1000

 小日向山 1310/1340

猿倉台地端 1420

猿倉    1440

 二股 1535

2月14日

 大草連   0805

尾根上(1330m) 0940/0950

 大渚山    1035/1050

 平坦部(980m) 1120

大草連    1135