湘南寺田屋 山の記録

時々出かける山の記録です。ハイキング、バリエーションルート、山スキー、早駆け、ボリダリング等。鳥見や海外ハイキングも少々。

紅葉の八海山八ツ峰

山の会の登攀リーダーNさんと初の山行。これまでいつも声がけしていただいたのに、自分の雨男やら日程合わずだったのだが、今回は秋の好天に恵まれて岩稜歩きを楽しんだ。

14日(土)、快晴の絶好の登山日和。前夜に山麓の民宿に集合し、ゆっくり休んでから出発する。上○屋旅館さんは親切で飯がうまい。日本の民宿は畳で落ち着く。

魚沼産こしひかりご飯に銘酒八海山/  ごちそうたくさん

7時半発のロープウェイ特別運行便に乗る(通常は始発は8時半)。ちょっと割増料金だが、満員近い乗車。ロープウェイ上駅から階段で八海山神社に登りご挨拶。隣にある立派な避難小屋を確認してから出発。

立派な避難小屋

 

女人堂、千本槍小屋と紅葉と展望(越後駒や守門、北アや頚城の山々まで一望できる)の快適な山旅。登山者も多い。登るにつれて紅葉の色付きがよくなってくる。

もうすぐ千本槍小屋


小屋で一服してからヘルメットを装着し、一般道から八ツ峰に入る。人気が高くよく整備されており、鎖場が多いアップダウンの続く稜線歩きである。岩慣れた2名なのでロープがいるほどのこともなく、左右切れている箇所等気をつけながらどんどん進む。礫岩なので岩登り感は乏しいが、紅葉に囲まれ展望を楽しみながら秋山ならではの岩稜ミニバリエーションハイキングを楽しむ。休憩をとりつつ1時間ちょっとで最奥の大日岳到着。魂の洗濯。

 

最後に大日岳から一般道に降りるところが長い鎖伝いのクライムダウン2連続となっている。ホールドも多いしたいして難しいことはないのだが、高さがあるのと鎖が滑るので握力・腕力が弱いメンバーがいる場合はロープ確保するのが良いかもと思う。


復路は巻道を戻るのだが、2箇所ほど足元の切れ落ちた(おまけに鎖のとれた)トラバースがあり、一般道にしては随分やっかいな道である。とはいえ全体的によく整備されており、心地よく歩いて千本槍小屋に戻る。コーヒーを入れて一服してから、あとはのんびりとロープウェイに戻って終了。

帰りの渋滞も大したことはなく、Nさんと車やバイク、音楽の話などしながら帰宅。

 

(コースタイム)

ロープウェイ(RW)上駅(1,150m)0745― 池の峰(1,270m)0840―六合(女人堂1,370m)0900/0910―千本槍小屋(1,700m)1025/1035―白河岳(巻道分岐) 1120/1130―大日岳(1,778m)1145/1200―(迂回路経由)―千本槍小屋1300/1305ー女人堂1405/1410ーRW上駅1510

GPS

 

立派な避難小屋